モニタリング

について

<問題の概要>
福島の隣接県である茨城県において、その汚染の実態が必ずしも明らかではない。茨城県における放射能汚染の実相を明らかにする。

<市民科学としての重要性>
自分たちの身の回りの空間線量等を知ることは、放射線に対する安全の観点から重要である。またどのような場所やどこで線量が高いのか、市民の目線で明らかにする。空間線量等の将来予測を行うことは、自分たちの将来の生活の安全の観点から重要である。空間線量のみならず土壌や松葉などの環境指標植物の放射能やその汚染の特徴を科学的に知ることで環境汚染に対する認識の高まりが期待できる。

<緊急性>
老朽化した東海第二原発の再稼働が目論まれている中で、もし再稼働となれば、放射能が放出される大事故の可能性が生じ、そうなればF1事故での汚染に加えて、さらなる汚染が加わる。福島原発の事故で見られたように、国や県は汚染の実相をすぐに市民・住民に知らせない。このため、市民・住民がF1事故後の茨城県における放射能汚染の実相を知っておくべき緊急性がある。また、まずは東海第二原発の再稼働の動きに警鐘を鳴らす上でもこの調査には緊急性がある。福島原発事故は、原子力発電所で大事故は発生すること、ひとたび原発で大事故が起これば取り返しのつかない放射能長期汚染がもたらされることを示した。

使用している測定機器


・TCS172B(日立アロカメディカル株式会社)


・PM1703MO-1BT(ポリマスター社)


・Radi PA-1000(株式会社 堀場製作所)


・RADCOUNTER DC-100(日本精密測器株式会社)

測定方針・方法

・茨城県を、県北、県央、県南、県西、鹿行と分け、各地点「高さ分布毎の測定」および「歩行サーベイ」を実施する。

・茨城周辺地域についても測定を実施する。

・県内外の数か所では、土壌や植物を採取し、放射性セシウム及びストロンチウム90の測定を行う。

高さ分布毎の空間線量測定マップ

・高さ分布毎の空間線量の測定にあたっては、測定場所での代表的な値とホットスポットの把握に努めて測定値を記録することに務める。
・各測定場所で5cm高、50cm高、100cm高さでの測定を行い、空間線量の値に応じて下記区分のマーカーによりマッピングを行う。

・0.23μSV/h以下:緑色マーカー
・0.23〜0.50μSV/h:黃色マーカー
・0.50μSV/h以上:赤色マーカー

※画像クリックでグーグルマップ別ウィンドウ表示

歩行サーベイ

・歩行サーベイにおいては、PM1703MO-1BT(ポリマスター社)を採用する。
高さ100cmにてGPS機能のある端末と連動させて、空間線量の値に応じて下記区分のマーカーによりマッピングを行う。

・0.23μSV/h以下:緑色マーカー
・0.23〜0.50μSV/h:黃色マーカー
・0.50μSV/h以上:赤色マーカー

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